映画

映画『ポチの告白』

■内容■
実際に起こった警察の犯罪や不祥事をモデルに、ひとりの巡査が警察の組織的な犯罪に巻き込まれ、その中枢となりつつ染まっていくさまを描いた社会派映画。原案協力に、警察問題について著書も多数出版しているジャーナリスト寺澤有氏を迎えた、リアルを追求した意欲作。

脚本・監督・編集:高橋玄
出演:菅田俊、野村宏伸、川本淳市、井上晴美、井田國彦、出光元 ほか

映画『ポチの告白』公式サイト

■感想■
前半はすごく楽しかった。
社会派とはいっても、警察のやっている悪いことをコミカルに描いていたから(実際は笑えない話だけど)おもしろくて、けっこう笑えた。

一見だいぶシリアスそうだけど、ちゃんと映画を見ると意外とそうでもない。
普通におもしろい。

公式サイトに「映画本来の娯楽性を損なうことなく……」って書いてあるが
まさにそんな感じ。

警察の犯罪や不祥事、変な習慣みたいなものを見ていて
彼等をとても責めたくなった。

でも、誰が悪いのかよくわからなくなる。

マスコミも悪いし、それをそのままにしている
声をあげない私たち大衆も悪い。

自分が万が一、その組織にいたら同じことをしてしまうかもしれない。
一度やったら、あとは麻痺していくだけだ。
よほど痛い目を見ない限りやめないだろう。

警察もマスコミも、私たちもポチだ。
映画の中だけの話じゃない。

権力って何なんだろう。

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映画「ファニーゲームU.S.A.」

■内容■
湖のほとりの別荘にバカンスに来た家族が理不尽な暴力に襲われる。1997年に撮った『ファニーゲーム』の監督自身によるリメイク版。

監督:ミヒャエル・ハネケ
出演:ナオミ・ワッツ、ティム・ロス、マイケル・ピット ほか

映画「ファニーゲームU.S.A.」公式サイト

■感想■
怖い!なんだこれ。
でもすっごいツボ。

ストーリーを説明するのが難しいのがもどかしいんだけど。
amazonの1997年版『ファニーゲーム』DVDのレビューをざっと見ていただければ、だいたいどんなもんかわかると思う。

amazon.co.jp:ファニーゲーム

まぁとにかく見てみてください、としか言えない…。

音楽や、作中の意外な手法なんかも見どころ。

狂った監督だなぁと思いつつも、他の作品も気になる…。

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映画『ブタがいた教室』

■内容■
大阪のある小学校で実際にあった授業を元にした物語。新米教師が、担任を務める6年2組で「ブタを飼い、大きくなったらみんなで食べよう」と提案する。「食べる」ことを前提に飼い始めたブタだったが、一緒に過ごしていくうちにペットの感覚になってしまった子どもたち。そのブタをどうするかをみんなで話し合うが、結論がでないまま卒業式が近づいて……。

監督:前田哲
出演:妻夫木聡、大杉漣、田畑智子、ピエール瀧 ほか

映画「ブタがいた教室」公式サイト

■感想■
この「食べる派」と「食べない派」の議論はどちらが正解なんだろうか。

観る前まで、自分は考えがしっかり固まっていると思ってた。
でも話が進んでいき、子どもたちの話を聞いていると双方の意見を聞きながら一緒になって悩んでいる自分がいた。

どっちの結論が出てもモヤモヤするようなかんじ。
どちらを選んでも、あとになって「あのときの結論はあっていたのか」とふとしたときに思い出してしまいそうだ。

でも、そういう経験をしたことがなかった私は、そんな授業が受けてみたかったなとも思う。

妻夫木さん、いい作品にたくさんでてるなー。
この映画の演技もすばらしくよかった!

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映画「イキガミ」

■内容■
週刊ヤングサンデーで連載中の漫画の映像化。「国家繁栄維持法」は、死への恐怖を植え付けることによって、国民の“命の価値”を高めることを目的に制定された。これは1000人に1人の確立でランダムに選ばれた18歳から24歳の若者が、あらかじめ決定された時間に命を奪われるという法律。国のために亡くなる若者に、最後の一日を有意義に過ごしてもらうために約24時間前に通達される死亡予告書、“逝紙(いきがみ)”を主人公は配達する。

出演:松田翔太、山田隆之、塚本高史、劇団ひとり ほか

映画「イキガミ」公式サイト

■感想■
原作の漫画も3巻くらいまで買って読んだけれど、いまいち物語に入りこめなかった。
「国家繁栄維持法」が、“目的ありき”で無茶に作られた設定で、いろんなつじつまあわせをしているように感じられて、必然性とかよくわからないし、浅いというか…システム自体に魅力がないような気が。

これを見てわかったことは、死に対しては無条件に反応してしまうんだなぁということ。

見たからといって、いろいろ考えさせられるところも別に無いし、“死”を扱った単なる感動モノのエンタテイメント作品としては別にいいんじゃないっていうくらいの感想でした。


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