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2008年8月

映画「イキガミ」

■内容■
週刊ヤングサンデーで連載中の漫画の映像化。「国家繁栄維持法」は、死への恐怖を植え付けることによって、国民の“命の価値”を高めることを目的に制定された。これは1000人に1人の確立でランダムに選ばれた18歳から24歳の若者が、あらかじめ決定された時間に命を奪われるという法律。国のために亡くなる若者に、最後の一日を有意義に過ごしてもらうために約24時間前に通達される死亡予告書、“逝紙(いきがみ)”を主人公は配達する。

出演:松田翔太、山田隆之、塚本高史、劇団ひとり ほか

映画「イキガミ」公式サイト

■感想■
原作の漫画も3巻くらいまで買って読んだけれど、いまいち物語に入りこめなかった。
「国家繁栄維持法」が、“目的ありき”で無茶に作られた設定で、いろんなつじつまあわせをしているように感じられて、必然性とかよくわからないし、浅いというか…システム自体に魅力がないような気が。

これを見てわかったことは、死に対しては無条件に反応してしまうんだなぁということ。

見たからといって、いろいろ考えさせられるところも別に無いし、“死”を扱った単なる感動モノのエンタテイメント作品としては別にいいんじゃないっていうくらいの感想でした。


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『下流大学が日本を滅ぼす!』三浦 展

下流大学が日本を滅ぼす! (ベスト新書 192)■内容■
経営のため、学力の高くない学生を大量に入学させる大学…、話題のモンスターペアレンツ、「ひよわで、甘えん坊、自己愛が強い」大学生の実態を『下流社会』の三浦氏がぶった斬る!


■感想■
自分も比較的最近、おそらく下流に分類される大学を卒業したからなんとも耳の痛い話ばかりだった。

データとかがほとんどないことや、大学教員がこう言っているってのが多かったり、「昔は〜だったのに、今は〜……」というあいまいな記述が多いのが微妙だった。
なんだか、大急ぎで作った本っていう気が…。

それでも、読みやすいしざっくりとした現状把握には良い本だと思います。

興味深かったのは、サブタイトルにもなっている「ひよわな“お客様”世代の増殖」。
生徒も生徒の親も、大学にはお金を払って行っているんだから…という意識が強いから、モンペみたいなのもでてくるっていう文脈だった。

確かに、大学だけではないけれどいろんなところで「お客様側の主張」を聞く。
自分もそう思っちゃうこともある。

でも、ちょっと異常なくらい「お客様はえらい」ってなっちゃっているような現状を再認識させられた。

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『ジャーナリズム崩壊』上杉隆

ジャーナリズム崩壊 (幻冬舎新書 う 2-1)■内容■
元NHK職員、議員秘書、「ニューヨークタイムズ」記者をへてフリージャーナリストとして活躍する著者によるジャーナリズム論。



■感想■
基本的に、「アメリカではこれが常識」とかいって日本を否定的にいうような人はあんまり好きじゃないんだけれど…。このひとは説得力ある。ちゃんと“理由”も書いているし。つーか、日本やばくないか?と思った。システム的なものを変えることってすっげ難しいんだろうけれど、どうにか良い方向にいけばいいなぁ。

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『ネットいじめ』萩上チキ

ネットいじめ (PHP新書 537)■内容■
現在と昔では、いじめはどのように変わったのか。「学校裏サイト」に代表される、ネットといじめの関係は? ネットを規制すればよいのか。など子どもをとりまくネット環境と「いじめの今」の実態レポート。


■感想■
ネットを規制するべきだという主張を、さまざまなメディアで目にするし、「学校裏サイト」に関しても、テレビや雑誌でよく取り上げられている。

そのたびに、ネットを規制しても意味ないんじゃない?と思っていたものの、「裏サイト」に関してはネガティブなイメージを持っていた。

でも、実際にはメディアで紹介されているのは一つの側面だけで、単純に情報交換をしたり、コミュニケーションとったりするサイトも多いのだというのを読んで反省した。

子どもがどうこう言う前に、自分のメディアリテラシーについて考え直さなきゃなー……。

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